「第17回かつしかミライテラス」が6月27日、テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で開催された。
葛飾区内産業の技術と価値ある商品を未来につなげるために、伝統工芸品・ブランド品・区内で生産された農作物を一堂に集めて多くの人に知ってもらうイベントで、毎年1月と6月に開催されている。
今回初めて参加した長沢ベルト工業(葛飾区堀切3)の長澤猛臣社長は、自社で開発した「寛ぎリラックスレザーベルト」を実演販売した。本革製品ながら8センチ伸縮するというベルトで、伸びが良く、締め付けを感じずに楽に着けられるのが特徴だという。
長澤さんは「このベルトは過去にメディアでも取り上げられたが、なかなか伝わらないことも多かった。今回のイベントでは、ベルトの伸縮する様子を直接見てもらい来場者の反応も受け取れ、良い機会に恵まれた」と振り返る。
同社のブースではベルトのほか、ベルトの廃棄部分を有効利用して製作された名刺カードケース、スマートフォンやアイコスも収納可能な首掛けポーチも展示した。
長澤さんは「このようなイベントに参加することで区内産業の人との交流や区の人々と知り合い、コミュニティーが広がった。今後の事業につなげていけたら」と抱負を語る。
次回開催は2022年1月を予定している。