「第61回葛飾区夏野菜品評会」が7月8日、テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で行われた。
この品評会は、農業技術や農産物の品質向上、葛飾区の農産物のPRを目的に開催され、今年はナスやトマト、トウモロコシなどの夏野菜30品目、計260点が出品された。
会場では専門家や公募で選ばれた区民などの審査員が野菜の出来栄えを審査。特別賞14点、優秀賞42点、優良賞62点、区民賞6点が選ばれた。
特別賞と優秀賞、優良賞は、農林総合研究センターや都農業振興事務所などの職員から成る審査委員5人が、荷姿や選別、色沢、形状、品質、商品性などの基準で審査。区民賞は区消費者団体連合会と一般公募区民による審査委員計9人が「食べてみたい・調理してみたい」をテーマに、消費者目線で審査した。
今回新設された「農林水産大臣賞」には、杉浦直洋さんが出品した千両ナスが選ばれた。杉浦さんは「受賞できて夢のよう。今年は長雨の影響で作業がしづらかったこともあった。今後も新鮮な葛飾の野菜を皆さんにお届けして喜んでもらえるよう、より一層頑張りたい」と話した。