「野外ZUMBA(ズンバ)@下町ビーチ」が7月28日、屋上下町ビーチ(葛飾区白鳥3)で開催された。
ズンバはラテンをはじめとした世界中のダンス音楽を取り入れて創造されたダンスエクササイズで、音楽のリズムとテイストを生かすことで楽しみながら体を動かすことができるという。
イベントを主催した葛飾区内で活動するズンバサークル「パパリオン」は、同施設で定期的に活動している。同サークルのインストラクター、辻野健さんは「参加者の半分は初めての方。青空の下でのエクササイズは開放感があり、気分も上がるので気軽に参加してほしい」と話す。
屋上下町ビーチは、建材の販売・リフォームを手掛けるインクコーポレーション(立石8)の倉庫の屋上を活用した施設で、昨年夏にオープン。「子どもたちが遊べるように、地域住民に喜ばれるように」というコンセプトで運営し、バーベキューができるほか、ドーム型テントやプールや滑り台などの遊戯施設もそろえる。またボルダリングも手軽に楽しむことができる。口コミやリピートで徐々に問い合わせが増え、今夏の休日は既に予約で埋まっているという。
同施設を管理する同社の増川宏さんは「近隣には民家があり、迷惑を掛けないように運営しているが、下町の屋上にビーチ気分が楽しめるとあって近隣住民にも好評。新型コロナウイルス感染症対策のため、入場者を20人までにするなど人数制限をしているので、安全な屋外でビーチ気分を味わってほしい」と話す。