タカラトミーアーツ(葛飾区青戸4)は9月28日から、「もっちぃもっちぃ おうちでリラックスきのこの山・たけのこの里」の予約販売を始めた。予約数を競う「対決」企画も行っている。
ソファの上の「もっちぃもっちぃ おうちでリラックス きのこの山・たけのこの里」
同商品は明治(中央区)が販売するチョコレートスナック菓子「きのこの山」「たけのこの里」のぬいぐるみ。両菓子のおよそ4000倍の体積があり、なめらかで伸縮性に優れた生地を採用、中に入っている綿も通常よりも細かいものを使って「もちもち」の触感を重視した作りとなっている。
「きのこの山」は1975(昭和50)年に、「たけのこの里」は1979(昭和54)年に販売開始。クッキーがチョコレートでコーティングされた姿はどちらも共通だが、長い間「きのこ派」「たけのこ派」と好みが分かれ、ネットを中心に論争が起きたほど。2020年には明治が両菓子の「愛」を調査する国民大調査企画を実施。その結果、47都道府県の46エリアで「たけのこの里」の投票数が「きのこの山」を上回る結果となった。
予約販売と予約数を競う「対決」は10月18日まで。10月5日現在、予約数は「たけのこの里」が上回っているという。勝敗の結果は、商品発送時のメッセージでわかる仕組みになっている。
開発を担当した同社ぬいぐるみ企画課、永易英恵さんは「お菓子界で話題になった人気投票がぬいぐるみ界に持ち込まれたら、純粋に面白いのではないか、と思った」と話し、さらに「私はきのこ派で、昨年の国民大調査でたけのこが勝ったことが悔しく、ぬいぐるみにしたら圧倒的にきのこの方がかわいいと思い、きのこ派にもいい思いをさせたいと思って企画した。ぜひ、きのこに勝ってもらいたい」とエールを送る。
価格は各4,400円。同社公式ショッピングサイト「e組」で予約販売している。