東京7区のフェイスブックグループが2月4日、各グループの情報をまとめたホームページ「下町七区コミュニティ」を開設した。
地域の情報を交換するフェイスブックグループ「葛飾区いいねっ!」「台東区いいねっ!」「江東区いいねっ!」「中央区いいねっ!」「江戸川区いいねっ!」「墨田区いいねっ!」「荒川区いいねっ!」の7区のグループで投稿された情報を1カ所にまとめ、過去のアーカイブも含めて情報を見やすくした同ホームページ。昨年9月にプレオープンしたが、ユーザーからの意見などを取り入れ機能や見せ方を変更し、今回、正式オープンに至った。全グループの参加者は合計で4万人を超える。
同ホームページを発案から制作まで一人で行った「葛飾区いいねっ!」の管理人で「下町七区コミュニティ」副代表も務める菊池和貴さんは「多くの方が投稿してくれるので、せっかくの有益な情報が埋もれてしまう。他の地域情報サイトとは異なる地域の人だけが知っている情報、役に立つ情報を掲載し、それを見やすく残したかった」と制作のきっかけを話す。
各区の情報をまとめているほか、月1回、「いいね」やコメントが多かった投稿をランキング形式で掲載したり、特集記事として「特典のある店」「飲食店情報」「習いごと情報」「メンバー募集」など、カテゴリーごとに分けて見やすくページを構成している。
最近では、特集記事「下町七区写真館」がはじまり、7区のグループ内で投稿された写真をピックアップして公開。7区それぞれに特色ある写真を掲載している。
菊池さんは「地域コミュニティーのDX化を目指したい。地域のみんなで作っている参加型サイトで、各グループの投稿が反映されるのでどんどん投稿してほしい。コロナ禍が続き、人と人とのコミュニケーションを大切にしていきたいが、このホームページがきっかけになってくれれば」と期待を込める。