葛飾・金町の「串焼さと村 金町店」(葛飾区東金町1)が、ランチ営業で「淡路島バーガー」専門店をオープンして約2カ月がたった。
同店は2017(平成29)年9月、亀有店(亀有3)をオープン。豚ホルモン一頭買いをしているやきとん、焼き鳥をメインに、店主の里村光さんの出身地である淡路島特産ののりや手延そばなどを提供している。光さんは淡路島から上京後、10年ほど居酒屋や日本料理店で修業。元々独立したいという目標があり、双子の兄・太さんと共に亀有店をオープンした。
金町店は2店舗目として昨年3月にオープン。コロナ禍が続き、夜の営業が苦しくなった中、光さんは「昼は店が空いている。何かできることはないかと考え、地元の淡路島ではメジャーで多数の店がある淡路島バーガーを葛飾の皆さんに提供しよう」と思い立ったという。
光さんは約半年間、東京と淡路島を行き来して、友人の淡路島バーガー店で働き、作り方をマスターしたといい、「ぜひ本場の味を楽しんでほしい」と話す。
淡路島バーガーは、淡路島特産の玉ネギが入っているのが特徴。「淡路島の玉ネギはとても甘みがありおいしい。パティは淡路牛を使っているが玉ネギも入っている。お客さまにも好評」と話し、玉ネギとパティは淡路島から取り寄せているという。
席数は24席で、テーブル席も用意。テイクアウトも可能。バーガー類は、淡路島バーガー(700円)のほか、てりやきバーガー(650円)、チーズバーガー(750円)、バジルチーズバーガー(800円)、ポテトとドリンク付きのセットメニューもあり、ドリンクは淡路島特産の藻塩を使った「藻塩レモネード」も選べる。
淡路島バーガーの責任者である太さんの妻・佳津江さんは「玉ネギぎの甘みを感じてほしい。私は東京出身だが淡路島バーガーを食べて感激した。元々玉ネギは苦手だったが、淡路島の玉ネギは食べることができた。これから新玉ネギのシーズンに入るので、さらにいい玉ネギを使いハンバーガーを販売できる」と意気込む。
営業時間は15時~23時(日曜は22時まで)。淡路島バーガーの提供は、11時30分~14時(土曜・日曜は11時~)。