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「劇団よしもと葛飾座」が第6回公演 4月1日からオンライン配信

「劇団よしもと葛飾座」公演の様子

「劇団よしもと葛飾座」公演の様子

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 テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で3月26日、「第6回劇団よしもと葛飾座」の公演「宝くじ 当たって困る 小市民」が関係者のみで行われ、4月1日より、ユーチューブで期間限定配信する。

「劇団よしもと葛飾座」出演者の皆さん

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 同公演は葛飾区の産業振興を目的に、テクノプラザかつしかとよしもとデベロップメンツの共同企画として2016(平成28)年にスタート。今年で6回目を迎えた。第4回までは会場に観客を動員した生公演を行っていたが、新型コロナウイルス感染症予防対策のため前回の第5回はオンライン公演に。今回も一般客は入れずに収録したものをオンライン配信する。

 同劇団に集まったメンバーは、葛飾に在住する9歳~70歳の有志メンバー。約2カ月の稽古を乗り越えた総勢26人の葛飾区民が、舞台で生き生きとした演技を見せた。

 公演終了後、旗揚げ公演から連続出演を続ける藤本健太さんは「全員でやり遂げられて良かった。無事に終えられてほっとしている」と安堵(あんど)。学生時代に吉本興業の裏方の養成所に通っていたという川島瞳さんは「大好きな吉本と生まれ育った葛飾がコラボするのは本当にうれしい。舞台も楽しかった」と喜びの表情を見せた。

 劇中でアニメキャラのものまねを披露し笑いを誘った石田海翔くん(10)は「今回が4回目。今日のネタには手応えがあったので、次回もやりたい」と出来映えに満足だったという。

 主演を務めた吉本興業の芸人・芦澤和哉さんは、葛飾について、「葛飾は温かい。誰かが困っていたら、皆で集まって答えを出してくれる」と、人と人とのつながりに温かみを感じるという。今回葛飾座の初舞台を踏んだ吉本興業の芸人・石川ことみさんは「葛飾はこんなに素晴らしい場所だと、オンラインを通じて全世界に届いてくれたらうれしい」と期待を込める。

 プロデューサーを務めたよしもとエリアアクションの角田剛さんは「人情味あふれる葛飾を表現できたと思う。ぜひ多くの皆さんにご覧いただきたい」とコメント。次回公演に向けて、「より多くの方々に参加いただければ」と呼びかける。

 公演の様子は4月1日10時から4月17日22時まで、ユーチューブ「吉本興業チャンネル」で無料配信する。

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