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柴又・帝釈天で「寅さんの夕べ」 あんどん200個で寅さん出迎え

葛飾区観光協会の石川幾生さん

葛飾区観光協会の石川幾生さん

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 柴又帝釈天の愛称で知られる経栄山題経寺(葛飾区柴又7)で8月13日・14日、「寅さんの夕べ」が行われる。

「寅さんの夕べ」テスト点灯の様子

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 同イベントは映画「男はつらいよ」の主人公・車寅次郎役の渥美清さんが亡くなった翌年の1997(平成9)年から開催されているもので、境内と参道をライトアップする。

 担当している葛飾区観光協会の石川幾生さんは「渥美さんは亡くなってしまったが、寅さんは長い旅に出かけていると柴又では語り継がれている。毎年お盆の時期にはこの寅さんの帰りを迎え入れる企画を行っている」と話す。

 今年はコロナ禍の影響で、例年行われている境内での盆踊りは中止となったが、迎え火としてLEDで点灯するあんどんを参道から境内までの道に約200個設置する。

 イベントで配布するチラシ裏面に「わたしのねがいごと」を記入することができ、願い事を記入した子どもを対象に、寺院で願い事を預かり記念品を配布する企画も14日に行う。

 石川さんは「2029年には題経寺が建立400年の節目を迎える。普段は観光地として人気だが、これをきっかけに子どもたちを中心に地元の人たちにも改めて魅力や歴史を知ってほしい」と話す。

 開催時間は両日とも18時30分~20時。荒天中止。

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