「第6回かつしか花いっぱいの花壇コンクール」の表彰式が8月10日、ウィメンズパル(葛飾区立石5)で行われた。
同コンクールは、「街を花や緑で常に彩り、心和ませ、憩いの時を享受し、人々が笑顔で集う花壇を賞すること」を目的とし、2015(平成27)年に始まり、毎日手入れされた地域ごとの花壇がエントリーし、この中から優秀な花壇を表彰する制度。葛飾区と「かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会」の共催。
コロナ禍のため3年ぶりの開催となった今回は22の花壇の応募があり、約1カ月にわたり、「地域との調和」「花壇デザイン」「花壇管理の状況」「草花の生育状況」の4つのポイントで審査を行い、最上位の位置付けとなる葛飾区長賞ほか12の花壇が入賞した。
青木克徳葛飾区長は「花は多くの皆さんにとって、心和み、見ることでうれしくなる。暑さ寒さなどで手入れは大変だが、多くの区民がこの活動を喜んでいることを知ってほしい」と言い、「葛飾区は花でいっぱいの街ということをアピールし、全国にも発信していきたい」と意気込む。
葛飾区長賞を受賞した亀有花風船の会(受賞花壇は「亀有駅南口花壇」)委員長の島田長富さんは「毎回チャレンジしているが、とても楽しく活動している。メンバーが100人ほどいるが、朝早くから夕方暗くなるまで暑さの中で手入れをしており、全員の努力の結果が表彰につながった。今後もますます一生懸命、葛飾の花いっぱい街づくりに貢献していきたい」と意気込みを見せる。