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青戸「つかのま菓子店」が2周年 静岡在住の姉と仲良くつながりながら経営

店主の大塚里美さん

店主の大塚里美さん

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 葛飾・青戸の住宅街で焼き菓子を販売する「つかのま菓子店」(葛飾区青戸5)が6月27日で2周年を迎えた。

「つかのま菓子店」店内に並ぶ焼き菓子

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 「幼い頃から姉と2人で店を持ちたい」と思っていたという店主の大塚里美さん。夢を実現するために製菓専門学校で学び、洋菓子店などで経験を積んできた。夫婦で葛飾へ引っ越してきた6年前に自宅を新築。「いつか店を開く」ことを考えて設けた店舗スペースはずっと空けたままにしてきたが、2年前に子育てが落ち着いてきたのを機にオープンに至った。

 同時期に静岡県に住む実姉が、地元でカフェ「テンテンカシテン」(静岡県藤枝市)を始めることになり、話し合った末に同じ日にオープンすることになったという。現在では、営業する日を合わせ大塚さんの作る焼き菓子を週に一度納品しており、「互いに家庭を持っていて難しいことも多いが、この2年、うまくつながっている」と話す。

 店名として使っている「つかのま」には、「ちょっと一息ついてもらえるようなお菓子を食べてほしい」という思いを込めた。「柔らかい印象で年配の方に分かりやすい名前にしたかった」という。製造は大塚さん一人で行い、「アールグレイとくるみ」「バナナとくるみ」など2種類以上を組み合わせて焼き菓子を作り、自ら発案したり雑誌からヒントを得たりして工夫しているという。

 主な商品は、「いちじくケーキ」(240円)、熟成チーズと蜂蜜を合わせた「ゴルゴンゾーラとはちみつのケーキ」(303円)、ココナッツとラム酒を合わせたケーキ「ラムココ」(230円)など。

 今後について、大塚さんは「定番のものが好きで来てくれるお客さまもいるので、それらは残しつつ、季節に合ったものをこれからも出していきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~16時30分。日曜~水曜定休。

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