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葛飾東立石のスイーツ店「ら・マルキ」がリニューアル 店名変えイートインにも対応

「MinoRumiマルキ」の小島るみ子さん、小島実さん

「MinoRumiマルキ」の小島るみ子さん、小島実さん

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 葛飾・東立石のスイーツ店「ら・マルキ」(葛飾区東立石3)が11月24日、リニューアルオープンした。

「MinoRumiマルキ」大幅に刷新された外観

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 同店は1989(昭和64)年創業。これまでテイクアウト専門店だったが、リニューアルに際し内装・外装を大幅に刷新したうえ、21席のイートインスペースを新設。ワインなどのアルコールや食事も楽しめるスイーツ店に生まれ変わった。

 オーナーシェフの小島るみ子さんは「お茶と一緒にケーキを楽しみたいという声は以前からあった。イートインスペースを作れば、ゆっくりケーキを楽しんでもらえるだけでなく、私たちもお客さまとお話しできる時間が増える」とリニューアルのきっかけを話す。

 リニューアル後の店内は、小島さんの好みだというアイリッシュパブをイメージし、「シックで落ち着きのある」空間に。自転車やサーフボードも店内にディスプレーする。リニューアルオープンの日には、小島さんの知人で海外でも活躍するアーティストのカズールさんが、ライブペインティングで外壁に色鮮やかな絵を描いた。

 リニューアル後もスイーツのテイクアウトは可能。イートインでは、自家製デミグラスソースをかけた「オムレツ」(800円)やバナナ1本まるごと使った「バナナスプリット」(1,320円)が人気だという。店内で提供するワインは、スイーツにも合うものをセレクト。スイーツ以外の食事の調理は、銀座の和食店や虎ノ門の洋食店で料理人を務めた経験もある小島さんの夫、実さんが担当する。

 店名も夫婦の名前を取った「MinoRumiマルキ」に変更し、2人で店に立ち腕を振るう。リニューアルに伴い、スポンジケーキなどを焼く窯も新調。小島さんは「以前にも増して、しっとり、ふわふわなケーキが焼けるようになった」と喜ぶ。

 リニューアル日には、お披露目会を兼ねたDJパーティーも催され多くの人が集まった。今後について、小島さんは「これからもいろいろなイベントをやっていきたい。地域の方に長く愛されてきた店。これまで通りスイーツを買いに来ていただくだけでなく、お茶を飲みに、お酒を飲みに、フラリと寄っていただけるとうれしい」と呼びかける。

 営業時間は10時~21時。

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