金町のイタリア料理店「オステリアルーチェ」(葛飾区金町5、TEL 03-5660-3669)は6月1日から、ランチの営業を始めた。
同店は昨年6月、京成金町駅近くにオープン。席数は14席で、メーンの客層は20~30代のカップルだが、「下町だけあってご老人やファミリーなども来店する」とオーナーシェフの馬場さん。
今年2月から昼のテークアウト商品の取り扱いを開始した同店。「利用客の多くから、『店内で食べられないのか』という要望をいただいたが、夫婦2人でやっている店のため対応が難しかった。6月になってようやく体制が整い、要望に応えられるようになった」(馬場さん)ことからランチ営業の開始を決めた。
ランチタイムもテークアウト同様、日替わりの前菜5種とパニーニにブルスケッタ、サラダの付いたセット(1,000円)を提供するほか、グラスワインや前菜単品も用意する。「ランチタイムの女性客だけでなく、昼間にワインを楽しめるようなさまざまな用途に使ってほしい」と狙いを話す。
同店は6月3日で1周年を迎える。馬場さんは「この店を開くまでは大きな店でシェフをしていたが、来店者とのコミュニケーションを取ることができなかった。今は帰りに『おいしかった』と感想を聞くことができるのが何よりもの喜び。年齢層も幅広く、何度も通ってくれる方も多い。今後も街に愛される店づくりをしたい」と話す。
同3日~6日には1周年記念フェアとして、阿蘇のあか牛を使った特別メニューなどの素材を使ったフェアを行う。「これをきっかけに新しい来客にも楽しんでもらえれば」。
営業時間は、ランチ=11時~13時30分(水曜・土曜・日曜は休み)、ディナー=平日18時~21時、土曜・祝日17時~21時。