「第39回葛飾区産業フェア」が10月20日から、テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で開かれる。
20日~22日は「工業・商業・観光展」、27日~29日は「農業・伝統産業展」の2部構成。葛飾区の産業を区民に紹介し、区内産業を理解してもらうとともに、産業と区民のふれあいを深めるのが目的。当日は区内産業に携わる企業が集結し、展示、実演、体験、販売を行う。両イベント合わせて121の出展ブースが並ぶ。
今年のテーマは「Thank you(39)かつしか!」。これについて、実行委員長の田口郁男さんは「39年目を迎える産業フェアで区民の皆さんに感謝の思いを込めた。コロナ禍を乗り越え、また皆さんと会えることが、自然と『Thank you』という言葉になった」と言い、「コロナ禍前、8万人以上の来場があった産業フェアを目指して、各団体と力を合わせて皆さんを楽しませたい。産業フェアで活気のある下町葛飾区を大いに盛り上げたい」と意気込む。
会場内の飲食も4年ぶりに解禁され、会場で購入したものを飲食スペースで食べることができる。特設ステージでは、地元の子どもたちによるキッズダンスや都立葛飾総合高校吹奏楽部による演奏、歌手の三貴哲成(旧芸名=三好鉄生)さんによる歌謡ショーなども行う。
副実行委員長の古山巧さんは「コロナ禍での制限も緩和されたので、ぜひ産業品を手に取ってもらい、体験などを目いっぱい楽しんでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~16時。入場無料。