ラーメン店「浅利中華蕎麦(そば) 六善(ろくぜん)」(葛飾区お花茶屋1)がオープンして、10月11日で2カ月がたった。
店主の濱島林太郎さんは数々のラーメン店で修業後、昨年9月、葛飾区亀有に「麺道 六善」(亀有2)をオープン。そこで限定的に出していた「浅利中華蕎麦」が人気で、同メニューをメインとした「浅利中華蕎麦 六善」を2店舗目としてお花茶屋にオープンするに至った。
両店に共通する店名「六善」は、濱島さんの好きな仏教の言葉で6つの善行を指す「六波羅蜜」に由来する。「ラーメンを通して6つの善行を行い、周りの人を幸せにできる店にしていきたいという思いを店名に込めた」と話す。
店内にはカウンター10席を用意。メニューは「浅利中華蕎麦(しょうゆ・塩)」(600円~)、「手揉(も)みまぜそば(しょうゆ・塩)」(600円~)など。全メニュー日替わりの丼ハーフセットがあり、日替わりの丼を併せて食べることができる。トッピングは「肩ロース」「鶏胸肉」「味玉」(以上150円)、「崩れ肉」(100円)をそろえる。
濱島さんのお薦めは「浅利中華蕎麦(しょうゆ)」。市場から届いた新鮮な浅利を使ったアサリだしと魚だし、鶏だしをブレンドしている。それに合わせた手揉み麺は国産小麦粉を使い、毎朝、粉の入りについて、「温度や湿度を調整し最も良い状態を作って」提供しているという。
今後について、濱島さんは「麺の強みをもっと前面に出して、多くの人に知ってもらいたい。葛飾区や足立区などに店舗が展開できたら」と意気込む。
営業時間は、11時~14時30分、18時~21時。