葛飾・京成立石駅の高架工事のため取り壊しになる橋上駅舎の改札前で11月25日、イベント「京成立石駅橋上駅舎55周年の歴史に感謝・ありがとう~京成立石駅旧駅舎との別れを惜しもう」が開かれる。主催は立石商店連合会。
京成押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業の一環で、京成立石駅を高架化するため、同駅2階部分に当たる特徴的なフォルムの橋上駅舎が取り壊される。橋上駅舎が建設されてから55周年という節目のタイミングでもあり、これまでの感謝を伝える同イベント。
当日は、葛飾の歴史に詳しい「町と文化と歴史をひもとく会」の石戸暉久代表と手塚敬之さんによる「立石駅今昔物語」と題したトークイベントや、京成電鉄から駅員の制服や帽子を借り、参加者が着て写真を撮影する「なりきり写真会」、立石在住のダンサーによるダンス教室、地元の「木根川ホットバンド」による演奏などが行われ、イベント最後には参加者全員で「蛍の光」を合唱し、別れを惜しむ。
同連合会の細谷政男さんは「橋上駅舎は高架工事が始まってから長らく閉鎖されており、今回、京成電鉄が特別に開放してくれる。感謝しかない。改札のあった駅2階に入れるのは最後だと思うので、記念として、そして感謝を伝えるためにぜひ参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は13時~16時。入場口は北口の駅舎階段前。入場無料。