タカラトミー(葛飾区立石7)が8月下旬、ダイカスト製ミニカー「トミカ」の新商品として、「プロ野球トミカ」を発売する。
トミカは1970(昭和45)年発売の同社を代表するミニチュア自動車玩具。現在まで累計1170種以上の車種が発売され、日本のみならず海外でも広く販売されている。
1934(昭和9)年に日本にプロ野球が誕生してから今年で90年を迎えることから、日本野球機構(NPB)とコラボした。12球団のマスコットが各球団のカラーリングとロゴをデザインしたオリジナルカーに乗った商品で、ラインアップは阪神タイガース「トラッキー」、広島東洋カープ「スラィリー」、横浜DeNAベイスターズ「DB.スターマン」、読売ジャイアンツ「ジャビット」、東京ヤクルトスワローズ「つば九郎」、中日ドラゴンズ「ドアラ」、オリックス・バファローズ「バファローブル」、千葉ロッテマリーンズ「マーくん」、福岡ソフトバンクホークス「ハリーホーク」、東北楽天ゴールデンイーグルス「クラッチ」、埼玉西武ライオンズ「レオ」、北海道日本ハムファイターズ「フレップ・ザ・フォックス」。マスコットは取り外しできる。
同社トミカ事業部ブランドマーケティング課の田中昂義さんは「各球団の特徴的なマスコットを、かわいい野球ボール風のオリジナルカーに乗せて、かわいらしく球場に入場するような雰囲気を表現した。トミカファンにも野球ファンにも満足してもらえる仕上がり」と話す。
発売日は8月下旬。希望小売価格は各1,100円。全国の玩具専門店、百貨店、量販店などで取り扱う。タカラトミーのショッピングサイト「タカラトミーモール」で予約を受け付けている。