亀有の焼き肉店が新メニュー「炎の冷麺」-みそを使い辛さ強調

同店の新メニュー、炎の冷麺。まぜることによって赤色に変化する。

同店の新メニュー、炎の冷麺。まぜることによって赤色に変化する。

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 亀有駅北口にある「焼肉レストラン 錦城苑」(葛飾区亀有5、TEL 03-3605-7714)に7月から、夏季限定の新メニュー「炎の冷麺」が登場した。

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 1965(昭和40)年開業の同店は、今年で44年目になる亀有では老舗の焼肉店。2階と3階合わせて80坪ほどの店内に118席を設ける。ファミリー層を中心に幅広い客層をもつ同店の客単価は4,000円。

 同メニューは通常の冷麺の中にコチュジャン・テンメンジャン・特製みその3種類の自家製みそを入れ、辛さを強調。運ばれるときには通常の冷麺と一緒だが、キムチの下の部分に隠されているみそを混ぜると全体が赤くなり、辛味が増す。味が薄まらないよう、プチトマトを冷凍させる工夫も。辛さの程度について、開発に携わった同店スタッフは「冷麺なのに汗をかくとは思わなかった」と笑いながらも「辛さだけでなく、みその配合でうま味も強調している」と話す。

 現在三代目の店主になる岡本さんは「店のコンセプトとして温故知新という言葉を掲げて営業している。タレやみその味は守りながらも、常に来店客に飽きないようにメニュー開発を行っている」と話し、シーズンごとの商品開発などを積極的に行っている。

同メニューも「夏といえばサッパリとした冷麺が定番。毎年自分1人で商品開発を行ってきたが、今回は従業員のアイデアを採用してメニュー化した。今回の新メニューで、来店客数のアップはもちろんのこと、スタッフと協業して従業員のスキルアップにもつながれば」と話す。

  料金は920円。8月いっぱい提供する予定。営業時間は、平日・土曜=17時~翌2時、日曜=17時~24時。月曜定休。

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