
「0才から親子で楽しむクラシックコンサート」が3月5日、葛飾・お花茶屋の「Casa d'arte(カーサ・ダルテ)」(葛飾区お花茶屋1)で開かれた。
同コンサートは、ENBASE(中央区)が運営するビューティーケアや家事代行の出張サービス「TIMEPASS(タイムパス)」と「カーサ・ダルテ」の共催。「心地よい音楽を通して親子で楽しいひとときを過ごしてもらおう」と、歌ったり、踊ったり、自由に過ごしてもらうコンサートで、20組の親子が参加した。
当日は、バイオリン・谷口いづみさんとピアノ・桐山尚子さんが演奏を披露。2人は高校の同級生で、互いが母となって初めての共演。子どもが楽しめる童謡やアニメソング、クラシック曲を選曲し、「アンパンマンのマーチ」「ドレミのうた」、春の訪れに合わせてチャイコフスキーの「花のワルツ」などを披露した。桐山さんは「未就学児が入れないコンサートがほとんどなので、クラシックを聴いてもらう機会を作りたかった。ただ、クラシックだけだと子どもが飽きてしまうので、一緒に楽器を鳴らしたり、一緒に歌ったりして最後まで飽きずに楽しめるように意識した」と話す。
ENBASEの取締役・日下智博さんは、今回のコラボについて、「タイムパスは産後の女性にリラクセーションを提供しているが、親子で楽しむ機会を提供できていないと思い企画した。想像以上に、どの親子も喜んでくれていたので継続してやっていきたい」と意気込む。
コンサートを終え、カーサ・ダルテ代表の渡辺奈津美さんは「出演者の2人は演奏も素晴らしいことに加え、実際にお子さまがいることもあり、表情や声のトーンが親しみやすかった。会場が良い雰囲気に包まれた」と振り返った。