
ラーメン店「ラーメンいいかお」(葛飾区亀有3)が葛飾・亀有に移転して、3月17日で3カ月がたつ。
「ラーメンいいかお」特製醤油ラーメン(醤油ラーメンに味玉・肉増し)
店主の早川文雄さんは以前、ラーメン店「一風堂」に勤務。退社後、一風堂時代の同僚が営んでいたラーメン店を引き継ぐ形で、東京・巣鴨に「ラーメンいいかお」をオープンした。2020年6月から4年間の営業を経て、昨年12月、葛飾区亀有に移転オープン。店名の「いいかお」は、「お客さま、業者の方、地域の方、作り手も含めたみんなが『いいかお』になってもらいたい」という思いから名付けたという。
亀有移転のきっかけについて、早川さんは「巣鴨の店は4席しかなかったので、店内を広くしたかった。併せて、出身が亀有に近いこともあり、地元近くに店を出したいと思っていた」と経緯を話す。移転に伴い店のロゴを刷新。デザインは移転前の常連客が制作してくれたものだという。
店内はカウンター8席。メニューは「醤油(しょうゆ)ラーメン」「にぼし白醤油ラーメン」「八丁味噌(みそ)ラーメン」(以上1,000円)。トッピングは「岡崎おうはん味玉」(150円)、「肉増し(2枚)」(200円)を用意。その他、5つ星お米マイスターがセレクトした米を使った「ごはん」(200円)や「卵かけごはん」(350円)も用意する。
早川さんお薦めのラーメンは「醤油ラーメン」。名古屋コーチンをメインに、愛知県岡崎産の地鶏「岡崎おうはん」と豚げんこつなどを使った動物系スープに、平打ち中細麺を合わせる。「肉は鶏むね、肩ロース、バラの3種類を店内調理し、提供するラーメンに合わせた組み合わせで提供する。特徴ある、こだわったラーメンなので、ぜひ味わってほしい」と呼びかける。
亀有については、「年配の人から家族連れまで、幅広い世代の人が来てくれている。地元の知り合いも来てくれ、下町らしい温かさを感じる街」と話し、今後については、「移転前のファンはもちろん、地元に愛され、亀有の新たなお客さまにも店名通り、『いいかお』になってもらえるよう、一生懸命ラーメンを作っていく」と意気込む。
営業時間は、11時~15時、18時~21時(祝日は昼営業のみ)。月曜定休。