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新小岩に備後府中焼きの店「お好み焼き 松亭」 故郷・広島の味を東京でも

店主の松本真弥さん

店主の松本真弥さん

 備後府中焼きの店「お好み焼き 松亭」(葛飾区新小岩1)が2月22日、葛飾・新小岩にオープンした。

「お好み焼き 松亭」バーナーで炙って仕上げる「あぶりネギマヨ」

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 店主の松本真弥さんは広島県福山市出身。隣町の府中市の高校に通い、同市に本社がある大手機械メーカーに就職。長らく東京の支店に勤めていたが、44歳の時に、「故郷の味、備後府中焼きを東京で広めたい」と一念発起。府中市のアンテナショップ「広島お好み焼きの店NEKI(ネキ)」(千代田区)で8年間修業した後、「お客さまと会話をしながら提供できる店を開きたい」と物件を探して歩き、さまざまな飲食店が密集する新小岩駅前でのオープンに至った。

 備後府中焼きは戦後に生まれ、モヤシは入れずに牛や豚のひき肉、キャベツをたっぷり使ったそば入りのお好み焼き。そばと薄い生地をひき肉の脂でカリッと焼き上げるのが特徴。「味の決め手は生地のだしと牛ひき肉、そして天かすとソース」と話す松本さんは、使う食材の大半を広島から仕入れている。

 4人がけテーブル席2卓とカウンター4席を設ける店内。定番のお好み焼き「肉玉そば」(1,100円)は麺の種類や量が選べ、チーズなどをトッピングでき、お好み焼き「あぶりネギマヨ」(1,430円)は、バーナーで炙(あぶ)って仕上げる。備後地方で親しまれている魚「ねぶと(テンジクダイ)の素揚げ」(935円)や「がんす(瀬戸内産さつま揚げのフライ)」(880円)、「牡蠣(かき)のアヒージョ」(1,760円)、「広島菜3種盛り」(660円)など、お好み焼き以外にも広島の味を伝えるメニューをそろえる。

 「新小岩は地元のお客さまが多く来店し、多国籍で飲食店同士のつながりも盛ん」と話す松本さん。同店向かいのハラルフードを提供する店主から「このお好み焼きはポークではなくビーフだから安心して食べられる」と言われたのが大きな発見だったという。「今では互いにごみ拾いしながらあいさつする仲になった」とにこやかに話す。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~22時。木曜定休。

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