ミュージシャンが葛飾区内で散歩イベント-新曲の舞台をファンと訪問

亀有駅南口の両さん像を前に洋一郎さんとファンたち。

亀有駅南口の両さん像を前に洋一郎さんとファンたち。

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 ミュージシャンの洋一郎さんが11月3日、葛飾区内を散歩するファンイベントを開催した。

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 洋一郎さんは20歳のときにシンガーソングライターを目指し活動を始める。現在は千葉県浦安市や葛飾区を中心にライブ活動や作曲活動を行っており、今年3月に開催された「第10回かつしかバンドフェスティバル」でグランプリを受賞。受賞曲の「東京は葛飾の青い空」は現在、全国でのCD販売や着うたのダウンロードで人気を集めている。

 今回のイベントについて、洋一郎さんは「新曲の情景をもっと知ってもらいたいと思って企画した。半年に一度ほど企画しているが、今回は一緒に歩くことによって葛飾の良さも知ってもらえるきっかけになれば」と話す。

 当日は、事前に募集したファン約10人が参加。葛飾区の柴又帝釈天を参拝し、映画「男はつらいよ」でも有名なだんご店の高木屋(葛飾区柴又7)や、うなぎ店の川千家などで食事などを楽しんだ。区内の名物に触れながらも、CDジャケットの撮影地である江戸川の土手なども訪れた。その後再度亀有に移動して、ドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のロケ地を訪れながら、地元の名物などを土産に購入した。

 イベントに参加した江戸川在住の50代主婦は「亀戸の商店街のライブで知り合ったのがきっかけ。もう6年ほどのファンになるが、歌だけでなく人柄も良く、多くのイベントに参加している」とし、「柴又・亀有はテレビや映画のイメージと異なり魅力のある街。今回のイベントによって街の魅力を知るきっかけになる」と感想を話した。

 洋一郎さんは「イベントや発表した曲を通して、改めて自分の街を見つめ直す一つのきっかけとなればうれしい。音楽で街の活性化の役に立てれば」と話す。

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