亀有駅北口の「焼肉レストラン 錦城苑」(葛飾区亀有5、TEL 03-3605-7714)は3月13日から、「岩塩焼き盛り合わせ」の提供を開始する。
新メニューのテーマは「塩」。同店ではタレのほかに塩で食べるメニューもあったが、「伝統のタレだけでなく、素材本来の持ち味を生かせる塩をさらに引き立たせる方法を考えた」(店主の岡本永日さん)という。
同メニューは、三元豚、和牛の角切・牛タン・テールの4種の肉をセットにしたもので、約3人前のボリュームがある。肉のほか、岩塩板、玉ネギ・ユズ・ハバネロのスパイスを入れた3種の岩塩、おろしポン酢がセットになっている。
岩塩板を熱してその上で肉を食べる同メニュー。同商品に使われる岩塩板は「3億8,000万年前にヒマラヤ山脈の隆起によって生成されたもの」で、ほのかなピンク色をした岩塩はミネラル分を多く含んでいるという。熱せられた岩盤板の上に肉を焼くことで肉の余分な油分を落とし、適度な塩味をつける。岩塩板で焼くだけでなく、3種のスパイスやはし休め的なポン酢も用意。
岡本さんは「さまざまな楽しみ方ができるように工夫した。岩塩板で焼くことによってヘルシーに食べられる。従来の焼肉が好きな男性だけでなく、女性にも試してほしい」と女性客の囲い込みも狙う。
3代目となる岡本さんは「数年前からロースやホルモン種などの部位で他店舗との差別化を図ってきた。しかし、部位は出尽くし、安定的な供給が難しい商品もある。これからは『素材』だけでなく、素材を生かした『食べ方』も提案したい。今後も焼肉の奥深さをアピールし、更なる来店のきっかけづくりができれば」と話す。
価格は3,200円。営業時間は17時~翌2時(日曜は24時まで)。月曜定休。