足立区の舎人公園(足立区小千谷1)で3月27日・28日、「春の花火と千本桜まつり」が開催される。
日暮里(荒川区)と舎人を結ぶ「日暮里舎人ライナー」の開通に合わせて行われたイベントがきっかけで開かれるようになった同イベントは、今年で3回目。1回目から、打ち上げ花火のセレモニーを行っており、昨年は2日間で25万人が会場を埋めた。今年も27日19時から3,000発の打ち上げ花火を予定する。
両日、園内に植えられた約1,000本のサクラを楽しめるだけでなく、健康・食育などをテーマとしたクイズラリーも実施する。今年は熱気球の搭乗体験のコーナーも用意。熱気球の大きさは、直径20メートル、高さ25メートル。風がなければ地上25メートルまでゆっくりと上昇し、園内を見渡せる。「公園を上空から見渡せる機会はめったにない。子ども連れだけでなく、大人の方にもぜひ体験してほしい」と同区観光交流課の辻さん。
「足立区には7月に行われる『足立の花火』、12月から開催される『光の祭典』など大きなイベントがあり、このイベントも多くの来場者が集まっている。春の大きなイベントとして成長し、足立区の定番となってくれれば」とも。
開催時間は両日とも10時~16時。入場は無料だが、熱気球の体験料は大人500円、中学生以下200円(保険料含む)が必要。