亀有の香取神社で「例大祭」始まる-今年は「女性みこし」も登場

みこしを前に神酒所の準備を行う地元のみなさん。

みこしを前に神酒所の準備を行う地元のみなさん。

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 亀有の香取神社(葛飾区亀有3)の例大祭が9月17日~19日、3日間の日程で行われる。

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 今年は2年に1度の本祭りに当たる年で、神社みこしが出る年。18日21時からは神社中のすべての明かりを消して神社みこしに魂を入れる「御霊入れ」の儀式が行われる。御霊入れされた神社みこしは19日朝から宮出しされ、各町会の担ぎ手たちによって亀有地域を巡行する。

 現在亀有地域では各町内会が神酒所の造営を行っており、早くも祭りムードに包まれている。みこし好きとして町内でも知られている飲食店経営の花島敏行さんは「見どころは、土曜日夜の宵宮と日曜日の連合宮入り。どれも各町内会のみこしが集まり、それぞれの個性を発揮する」と話す。

 18日夜には亀有西三町会が初の女性みこしも行う。通常子どもみこしで使われているみこしに特製の担ぎ棒を付けたみこしは、西三町会の手作りによるもの。関係者は「最近では女性たちの担ぎ手も多くなり、女性を中心としてみこしを担がせてあげたかった」と話す。女性みこしは町内会問わず多くの参加を呼びかけており、「祭り姿であれば誰でも参加可能。当日ぜひ集まってほしい」(関係者)とも。

 今年は、祭りの様子をツイッターやニコニコ生放送を利用して生中継する企画も検討されている。担当するじも研の榎昭裕さんは「祭りを見るだけでなく、写真の投稿やライブ中継などインターネットツールを使った『参加型例大祭』にしたい。多くの人がツイートしてほしい」と話す。

 祭りの進行状況や当日イベントなどは「@jimokameari」アカウントがハッシュタグ「#kamekatori2010」を添えて運用している。

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