葛飾区は7月1日から、区の情報を提供するためツイッターの運用を始める。
区では、区の情報などをウェブ・メール・広報紙などで知らせていたが、今回は新しいツールとしてツイッターを採用した。採用の理由について、広報課の坂井保義課長は「東日本大震災でツイッターを使ったライフライン情報などが注目された。広報紙などもあるが、新たな広報チャンネルの増加が今回の目的」と話す。
区のアカウント(@katsushika_city)は既に用意されており、7月1日から運用が開始される。6月29日正午現在のフォロワー数124で、原則葛飾区側からフォロー、リプライ、リツイートは行わない方針。つぶやく内容は区内の情報などが中心で、緊急性のある情報も提供していく予定。
「ツイッターの拡散性・速報性を生かした活用方法を考えている。しょうぶの一番花が咲いたなど、葛飾区独自の情報も提供していきたい」(坂井課長)と観光情報などの提供も行う予定。
高齢者などにはなじみの薄いツイッターだが、今後について「現在講習会などは考えていないが、区民の要望に合わせたサービスを行っていければ。運用しながら、ニーズに合わせたサービスを行っていきたい」とも。