亀有香取神社(葛飾区亀有3)で7月1日、七夕祭が始まった。
境内には笹竹2本が斜めに飾られており、参拝者たちが短冊を飾ることができるようになっている。本堂には3000枚の短冊を用意している。権祢宜の高居さんは「開始から1週間ほどだが、現在は2000枚ほどの短冊が飾られている」と話す。
今年の短冊には地球の平和や被災地への祈りを表すものも。「短冊を飾る世代は高校生や子どもたちが多く、受験祈願や恋愛成就などを祈る短冊も。今年も多くの短冊でにぎわっている」(高居さん)とも。
家族や知人の短冊を飾っていた足立区在住の女性は「父や母などは健康について、自分はみんなの幸せを祈って短冊を持ってきた。全員の祈りが通じれば」と短冊に願いを込めた。
短冊の飾り付けは7日まで行われる。