健康プラザ葛飾(葛飾区青砥7)で7月23日、区内の親子を対象とした料理教室「葛飾げんきやさいを使っておうちでフレンチ」が開催された。
同教室は葛飾区産の野菜をPRし食育を体験するプログラムで、亀有のフレンチレストラン「おはしフレンチビストロミュー」(葛飾区亀有5)オーナーシェフの桜井正巳さんが講師を務めた。
定員18組に対して20組以上の参加があった同教室。参加者は「海の幸のマリネ」「鶏胸肉のクリームソース煮」「簡単ゼリーの季節のフルーツ添え」の3品の料理を、指導を受けながら親子で協力して作った。
桜井さんは「葛飾区内で野菜が作られていることに対する認知が低く、葛飾野菜をアピールできる一助になればと思い教室の開催を考えた」と話す。親子教室について「食事の中のコミュニケーションは家族の中でもとても大事な行為。フレンチは敷居が高いというイメージだが、自分でも作れる簡単な料理がある。気軽なフレンチの奥深さ・楽しさを知ってもらえれば」とも。
同教室は葛飾区食育推進ネットワークの一環として開催され、今後も食育を関する取り組みを区として推進していく。葛飾区の担当者は「施設内にはコーナーを用意し常時展示している。イベントだけでなく、施設内で食育や地域食材の大事さをアピールしていきたい」という。