タカラトミー（葛飾区立石7）は9月5日、次世代型電子ペットぬいぐるみ「ファービー」を10月20日から発売すると発表した。

　同商品は米ハズプロ社が1998年に発売したぬいぐるみ。日本ではトミー（現在のタカラトミー）が翌年から販売を始めた。同商品は話しかけることに寄って成長する機能があり、ファービー自ら言葉を増やしていく「おしゃべりペット」として話題になり、国内累計で330万個、販売から3年で世界累計4000万個を売り上げる大ヒットとなった。

　今回再上陸したファービーには、以前同様にコミュニケーションの仕方により、4種のセンサーが反応して性格が変わり、性格に合わせた英語と独自のファービー語の2言語を話す機能を備えるほか、カラーバリエーションが10色となり、歌や音楽によってダンスする機能なども新たに加わった。

　最大の特徴として、スマートフォン・タブレット端末と連動した無料アプリをダウンロードし、食事を与えることが可能。アプリ内にはハンバーガーやすし、ピザなどのメニューがあり、性格によってメニューの好き嫌いなどが出るなど、コミュニケーション機能を向上させている。

　アメリカでは9月下旬に販売を予定しており、日本では10月20日の販売開始を予定。日本ではイメージキャラクターとしてアイドルユニット「ももいろクローバーZ」を起用。今後イベントやCMなどでのコラボレーションも行う。初年度は20万個の販売を予定。

　価格は7,140円。全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場などで扱う。