亀田プロモーション(葛飾区)は12月8日、栃木県立県南体育館(栃木県小山市)で18プロモーション(茨城県古河市)の協力を得て、チャリティーイベント「絆」を開催する。
同イベントは、亀田大毅さんの復帰第2戦のほか、先日メキシコでプロデビューした三男の和毅さんの日本プロデビュー戦も行われる。また長男の興毅さんもチャリティーサイン会を行い「3兄弟」が勢ぞろいするもの。今回のイベントを皮切りに同プロモーションは全国ツアーも計画している。
チャリティーの内容は小山市社会福祉協議会に試合のチケットをプレゼントし、興行収益から20万円を小山市に寄付するというもの。また、興毅さんのサイン会は50人限定の有料(1,000円)で行われ、売上金のすべてを小山市に寄付する。
試合を前に大毅さんに、減量などの過酷なトレーニングの克服方法を聞いたところ「ボクシングは自分にとって仕事。朝早く起きることが辛くても、それが仕事と思っているからみんな早起きをする。自分にとってボクシングの辛さは、それと一緒」と話す。
また大毅さんに、「自分にとっての仕事」という感覚について質問すると、「プロボクサーとして常に満足する試合をするのが自分にとっての仕事。お金や勝ち負けも関係するが、いかに来場者が楽しんでもらえる試合をするか、それがプロボクサーの仕事だと思っている。今回の試合に関しても多くの人が楽しんでもらえる試合をしたいと思うし、それを続けていきたいと思っている」とプロボクサーとしての仕事観を明かした。
また仕事以外の過ごし方について「亀有にもよく遊びに行く。アリオにも行くけど、最近はよくパチンコもやっている。ただ最近パチンコで勝つことがないので、引退も考えている」と驚きの「引退宣言」で場を和ませた。