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「しょうぶ」にちなんだ受験守り、葛飾の町会が受検中学生に授与

菖蒲すとらっぷを持つ運営協議会役員と綾瀬中学校の生徒

菖蒲すとらっぷを持つ運営協議会役員と綾瀬中学校の生徒

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 堀切かつしか菖蒲まつり運営協議会は1月15日、地元中学校2校に「菖蒲(勝負)すとらっぷ」を贈った。

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 堀切地区では堀切菖蒲園(堀切2)が有名で、毎年6月に行われる「しょうぶ祭り」を記念して2009年6月に制作されたもの。2010年からは、地元の綾瀬中学校(小菅2)と堀切中学校(堀切1)に全生徒分を贈っている。

 全てのお守りは前日14日、大雪の降る中堀切天祖神社(堀切3)で御魂(みたま)入れが行われ、それぞれの生徒の合格を運営協議会の役員たちで祈願した。毎年行うことについて、同協議会の人見好夫会長は「若い世代に区のシンボルを知ってもらうことだけでなく、これから若い夢を応援するつもりで祈念している。ぜひ全員が合格してほしいと願っている」と話す。

 15日には綾瀬中学校の各学級を代表する学級委員たち7人が進呈式に出席。人見会長は「これから中学校と異なり、進学することは社会人に向けて勉強をすることになる。勉学だけでなく、広く社会を見つめる大人になる準備をしてほしい」と生徒たちにエールを送った。

 進呈式に出席した3年生の能登沙浦さんは「堀切にこのようなお守りがあるのは知っていたが、実際に手に触れるのは初めて。思った以上にかわいく、高校受験だけでなくこれからの進学などに使いたい」と喜んでいた。

 同お守りは堀切天祖神社で一般にも販売している。

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