亀有公園(葛飾区亀有5)で3月2日・3日、「亀有わんぱく雪まつり」が開催された。
今年で8回目を迎えた同イベント。会場には新潟県南魚沼市からトラックで運び込まれた雪を使い、全長約15メートルの巨大な滑り台や、かまくら、遊び場などが作られた。雪と一緒に運び込まれた温泉の湯を張った足湯も登場。地酒やコシヒカリなどの物産品とともに多くの家族連れが楽しんだ。
毎年人気を集める滑り台は平均15分ほどの待ち時間となり、かまくらも都内では珍しいことから、中に入る体験の列が長蛇となった。亀有在住の主婦で1歳4カ月の長男と一緒に滑り台を滑った市村智美さん(27)は「滑る前は少し怖かったが、とても楽しかった。昨年は生まれたばかりで体験できなかったが、今年は息子と一緒に滑ることができていい思い出になった」と話していた。
同会場と亀有駅北口には地元の小学生や子どもによる雪像も作られ、コンテストも開催。表彰式には「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公・両津勘吉と中川の着ぐるみも登場し、受賞者を祝福した。