東金町運動場(葛飾区東金町8)で4月27日から、スペインリーグFCバルセロナ公認のキャンプ「FCBESCOLA CAMP KATSUSHIKA 2013」が開催される。
6歳~13歳を対象としたサッカー教室で全世界で展開しており、日本では2007年から開催。今回は都内初のキャンプとなり、年4回の開催を予定している。定員は発表直後に応募があり、現在は若干数を残すのみとなった。
キャンプでは、FCバルセロナや所属する下位チームなどでコーチ経験のあるスタッフ3人が84人の選手を育成。キャンプの期間は3日間で、技術的な指導のほか、区内の魅力を伝えるための観光ツアーも。ツアー内では、3月30日に完成した大空翼像にも訪問する。
同キャンプを誘致したのは、地元青少年の育成を目的とした一般社団法人キッズチャレンジ未来(東金町8)。理事長の秋元雅義さんは「区内のサッカー人口は多く、青少年のサッカー人気は以前からあった。きっかけとしてはキャプテン翼の大空翼のように、世界に羽ばたくサッカー選手の育成、葛飾区の大空翼を育成したい」と話す。
バルサキャンプの誘致には約3年間の交渉が掛かったという。「キッズチャレンジのスタッフだけでなく、地元地域や関係行政各所などの協力があったからこそ。銅像が出来上がるタイミングと一緒に開催できるのも、いい流れ。今後もキャンプの開催を継続していき、サッカーを通して文化交流を行いたい」とも。
参加費は、3日間通いコース=7万5,000円、宿泊コース=9万8,000円。5月3日からの4日間コースも予約を受け付けている。