葛飾の農家で御播種祭-宮中新嘗祭に向けてアワの種まく

精粟を撒く稲増さんたち

精粟を撒く稲増さんたち

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 葛飾区水元在住の農業である稲増攻(いさお)さん所有の農地(葛飾区東水元4)で7月3日、「平成25年度宮中新嘗祭(にいなめさい)御播種祭(はしゅさい)が行われた。

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 同祭は、11月23日に皇居で行われる新嘗祭に奉納される精粟(しらげあわ)を育成するため種をまく儀式。同祭で使われる精粟は毎年JA東京中央会に依頼され、今年は江戸川・足立・葛飾3区を担当するJA東京スマイルが担当。同協会に所属する稲増さんが生産を担うこととなった。

 当日は、正装した奉耕者の稲増さんが昨年三鷹市で収穫されたアワをまき、収穫を願いながら儀式を執り行った。儀式の終わった稲増さんは「儀式が終わってほっとしている。これからが本番なので、立派なアワを作れるよう頑張りたい」と話す。

 精粟は9月中旬ごろに収穫され、11月23日の新嘗祭に奉納される予定。

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