亀有駅南口の仲町商店街中ほどにダイニングバー「宴や」がオープンして間もなく2カ月になる。
店舗面積は13坪。カウンター席6席とテーブル18席を用意する店内は「海の家」をイメージしたレイアウトが特徴。店主の加藤一馬さんは「海辺の雰囲気が好きで店内を南国のリゾートのような雰囲気にした」と話す。
メニューはジャマイカ・タイ・インドなどのメニューが中心で、ジャマイカ料理のジャークチキン(3ピース460円)やタイ料理のガパオライス(800円)などが人気だという。客単価は2,500円。
金町の同級生たちを中心に結成されたユニット「Banquet Artisan」のメンバーとして、地元の音楽イベントなどに参加している加藤さん。以前は自身もダンサーとして活躍し、その後、料理人として日本料理を中心に修業し独立を果たした。加藤さんは「仲間たちが集まる心地良い空間になってくれれば、と当初思っていた」と振り返る。
しかし、オープン以来、常連客のほか40~50代男性の来店も多くなっている。「お客さまそれぞれが自分らしい楽しみ方をしてくれる。お客さまによって変化し、その場の楽しみ方ができる、全員が楽しめる店づくりを行っていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~24時(金曜・土曜は翌1時まで)。