葛飾区立小菅西公園(葛飾区小菅1)で今年の干支(えと)である牛の花時計が完成し、来場者の目を楽しませている。
同園は季節ごとに花時計のデザインを変え、年に4回の模様替えを行っている。毎年冬には翌年の干支にちなんだものを製作。今年は「丑年にちなんで赤べこを選んだ。赤を多用することで縁起のいいものになれば」と公園職員の地引さん。
花時計には紅白の葉ボタン1,600株を使った。約1カ月前からデザインの考案を始め、、職員の岩田さんと中山さんの3人が製作を手掛けた。「花時計は傾斜になっているので、正面から図柄が見えるように設置するのにも一工夫が必要」(中山さん)だという。
「その季節に合った花を植えている。春はパンジー、夏にはマリーゴールドのような目で季節を感じてもらえれば」(地引さん)。次回以降の構想については、「今はまだ考案中。ただ、季節ごとにどのようなデザインにするのかを考えるのは楽しみになっている」(岩田さん)とほほ笑む。
梅やしだれ桜が多く植えられている同園では現在、老梅が咲き始めている。「これからは紅梅などさまざまな種類の梅、そして4月には桜が多く眺めることができる。花時計だけでなく多くの自然や花に触れてほしい」(岩田さん)とも。
開園時間は9時~17時。入園無料。