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観光ガイド「葛飾読本」第2号配布-商店街すごろくやモンチッチの部屋探しも

「葛飾読本」第2号を手にPRする葛飾区観光協会の佐々木さん(右)と阿部さん。

「葛飾読本」第2号を手にPRする葛飾区観光協会の佐々木さん(右)と阿部さん。

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 3月1日、葛飾区の観光ガイド冊子「葛飾読本第2号~出会うかつしかの巻」の配布が始まった。発行は一般社団法人葛飾区観光協会(葛飾区柴又6、TEL 03-3650-9876)。

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 同冊子は区内の観光スポットや飲食店などを紹介するフリーペーパー。昨年3月に発刊した創刊号の全4万部は刊行3カ月でなくなるほどの人気を博し、情報を掲載した店舗には来店客が増加し、町工場には新しい受注があったなど経済効果が表れた。

 タイトルの「読本」とはあらゆる事柄をやさしくひもとき説明した本の意味。前号は知名度に関わらず区内で評判のスポットを中心に取り上げたが、今号では「出会うかつしか」をテーマに「人・こと・もの」に焦点をあて、読者が実際に街やスポットへ訪れて交流を図るのを目的とした内容となっている。

 誌面では特集として、区内よりすぐりを取り上げた「葛飾ハンバーガー戦争」や、「生まれてからずっと人生に寄り添う商店街」として立石駅通り商店会をすごろくで表現する企画、男女別に堀切や金町の飲み屋を実際に「はしご酒」しながら魅力を話す対談などを掲載。「セキグチ」(西新小岩5)のキャラクターで同協会広報課長の「モンチッチ」は、新小岩の不動産店やIT企業などを巡る記事の取材中、子どもからお年寄りまで声をかけられ、握手を請われるなど区民と交流を深めたという。

 同協会主任の佐々木初代さんは「前号は各メディアにも取り上げられ区外からも注目が集まった。観光客だけではなく区在住の人も今まで知らなかった店に行くきっかけにもなり、読者や掲載店舗から好評を頂いた」と話す。「今号も葛飾をより奥深く掘り下げた楽しい内容になっているので、ぜひ食べ歩きや観光の参考にしてもらいたい」とも。

 冊子は区内主要施設のほか京成線や北総線の主要各駅、東京ソラマチ、東京駅など区内外120カ所で配布している。

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