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葛飾のコミュニティーカフェが1周年-懐石料理研究家招き、手作りずしでお祝い

7人でにぎやかに製作中。おしゃべりも弾む

7人でにぎやかに製作中。おしゃべりも弾む

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 下町カフェあみちえ(葛飾区立石3 TEL 03-3695-0925)で3月1日、オープン1周年記念イベント「手まり寿司(ずし)を作る会」が開催された。

「できました!きれい!」

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  ひな祭りにちなみ、オープン1周年記念に手まりずしを作って、食べて、おしゃべりしようと開かれた同イベント。講師には、NPO法人ユニコムかつしか(葛飾区立石3)副代表で、懐石料理研究家の石本紀子(としこ)さんを招いた。

 この日は雨にも関わらず7人が参加。サーモン、イカ、イクラなどを、広げたラップに乗せ、酢飯と一緒に巾着状に丸めて一口サイズの手まりずしを作った。このほか、のり缶のふたを使ってケーキのようなすし作りにも挑戦。ふたに敷いたラップに酢飯を乗せ、いくら、かにかまぼこ、サーモン、いか、でんぶ、セリの葉などを乗せて彩り鮮やかなすしが完成した。

 具材の並べ方で印象もガラリと変わるため、参加者たちはそれぞれの個性豊かなすしを見せ合いながら、おしゃべりも弾んでいた。すし作り体験後は、「楽しかった」「簡単に作れるので、家でもやってみたい」などの声が上がっていた。

 「居心地のいい居場所づくり」を目指すコミュニティーカフェとして、2010年に「葛飾区市民活動支援センター」で開講した「地域活動チャレンジ講座 わくわくする企画づくり コミュニティーカフェ半日営業」と、2012年「まちづくり企画講座 コミュニティー・カフェをつくろう」の受講生が中核となり、開業した同カフェ。

 中心メンバーは現在10人で、週5日間、ボランティアの手を借りながら営業している。「地域の人が集い、夢を語り合い、そこから何かが生まれて行動に結びつくような場所でありたい」と店主の石川寛子さん。1周年を迎え、「まずは半年続くかどうかと思いながらやって来たが、たくさんの人に助けられ、思った以上にうまくいっている。これからは、地域でつながり、寄り添って生きていく時代。ますます人間関係のいい、居心地よい場所を作っていきたい」と笑顔を見せていた。

 営業時間は11時~21時。

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