葛飾・水元のフラダンス・スクール、生徒増加で東金町に拠点移転

ラオナープアオカラニの小村さんと生徒たち。仕事帰りの会社員など気軽に通えるスクールが人気だ。

ラオナープアオカラニの小村さんと生徒たち。仕事帰りの会社員など気軽に通えるスクールが人気だ。

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 葛飾区を中心に活動をしているフラダンス教室「フラオナープアオカラニ」(葛飾区水元4、TEL 090-7832-7538)が2月2日、金町駅前校(東金町1)を開いた。

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 同スクールは以前より水元を中心に、都心や千葉県などを中心に活動を行ってきたが、需要拡大による生徒の増加に伴い活動拠点を移転。伊藤ダンススクールKANAMACHI(葛飾区東金町1)を借りてレッスンを始めた。

 初心者コースの生徒は20~40代女性が中心で、上級者コースは50代の女性もいるという。初心者コースの中には女子高生なども含まれ、同スクール代表の小村理恵さんは「幅広い年齢層で楽しくレッスンを行えるように心がけている」と話す。

 フラにはカヒコと呼ばれる古典的なスタイルと、アウアナと呼ばれる現代的なスタイルの2種類があるが、同スクールでは伝統的なカヒコを中心にレッスンを行っている。激しいアウアナとは異なり「腰を落としながらゆっくりと踊る。一見楽そうに見えるが腹筋や背筋がシュッとなる効果もある」(同)。

 十数年前からハワイに興味を持ち、年に数回ハワイに行くほどのハワイ通の小村さん。初めはハワイアンキルトなどを行ってきたが、フラに目覚めその奥深さを体感。フラの魅力について、「踊りにはそれぞれのストーリーがあり、それを学びながら踊る。ハワイには文字文化がなく、フラを通じて先祖の成り立ちや、歴史を伝えてきた。ただ踊るだけでなく、歴史を学んでいくのもフラの醍醐味」とその奥深さを話す。2007年に仲間とともに同スクールを開校した。

 生徒は会社帰りの会社員なども多い。生徒のひとりは「きっかけは、会社の忘年会で披露しようと思い同僚と参加した。今では奥深さに魅せられて川口から通っている。仕事のことを忘れてスッキリできるのもいいところ」と話す。

 今後は「もっと多くの生徒を増やし、今までできなかった本場ハワイからクム(フラの教師)を招聘したりなど、より深いフラの魅力を生徒と一緒に体験していきたい」(同)と意気込みをみせた。

 金町駅前校は月3回開講。毎週月曜19時から「初心者コース」、20時からは3年以上の経験者を対象とした「上級者コース」の2コースを用意。入会金5,000円、月謝は6,000円。

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