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都立水元公園で50周年記念祭

50周年記念祭の様子

50周年記念祭の様子

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 都立水元公園(葛飾区東金町5)で、4月11日・12日、「水元公園開園50周年記念祭」が開催された。主催は公益財団法人東京都公園協会。

満開のチューリップと小合溜(こあいだめ)

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 都内23区の中で最大規模の面積を誇る水郷景観を持つ同園。小合溜(こあいだめ)と呼ばれる水辺と四季折々の植物との景観が人気を集めている。高さ20メートルを超えるメタセコイアの木が約1800本並ぶ「メタセコイアの森」も見どころの一つ。

 1965(昭和40)年4月1日に開園した同園。同祭では、ステージコンサート、葛飾区の特産品展示販売、クラフト教室、フラワーアレンジメントなどが行われ、両日にわたり多くの人でにぎわった。初日は悪天候に見舞われ、午前の時間が一部変更されたものの、花苗の無料配布、キャンドルアート、記念セレモニー「伝五郎の松」植樹などが予定通り行われた。

 同園に通って30年という都内在住の田所俊一さん(67)は、季節の植物と水辺の景観の美しさに魅せられ、月に1~2回撮影のために訪れているという。「今日はチューリップが咲く水辺を撮りにきた、四季折々楽しめる都内随一の公園」と太鼓判を押す。数々のフォトコンテストに出品し入賞し続けているという田所さんお気に入りの風景は「秋の夕方、黄金に光るメタセコイア」という。「これからも広い園内でベストスポットを探しながら、撮影を続ける」と話す。

 例年6月は区花の「花しょうぶ」が開花期を迎え、満開時には約100品種1万4000株が咲き誇り園内を彩る。

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