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葛飾・亀有の寺院で保育園児がタケノコ掘り 「大きいの抜けた」

夢中でタケノコを掘る園児

夢中でタケノコを掘る園児

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 葛飾の寺院、連光寺(葛飾区亀有1)で4月22日、西亀有保育園(葛飾区西亀有3)の園児たちがタケノコ掘りを行った。

タケノコ掘りの様子

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 同所では、近隣の同園とさくら学園保育所(葛飾区亀有1)の園児たちを対象にタケノコ掘りを実施している。年中・年長の園児たちを対象に年替わりで行うことで、両園に通う子どもたち全員が体験できる。

 同寺院の本多智子さんの娘が同園に通っていた際に提案したのがきっかけ。後に2園での実施となった。以来25年間、同寺院の風物詩となっている。

 当日、同寺院には「すっごい重い」「大きいの抜けた」「タケノコ剣」など、子どもたちの元気な声が響きわたり、先生を呼んでは掘ったタケノコを自慢していた。その様子を見守っていた園長の齊藤令子さんは「まずはタケノコという存在を知って、自然の中にあるものであることを覚えてほしい」と話した。

 タケノコ掘りを通じて、ミミズを見つけたり、クモの巣に一喜一憂したりといった、子どもたちの成長に必要な自然体験が行われている。「竹やぶがある限り、タケノコ掘りは続けていきたい」と本田さんは笑顔を見せる。

 掘ったタケノコは、同園内で希望する園児の家庭向けに分配されるという。

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