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「かつしか若者未来会議」が葛飾区長へプレゼン 若者向けフェス開催目指す

青木克德葛飾区長と「かつしか若者未来会議」メンバー

青木克德葛飾区長と「かつしか若者未来会議」メンバー

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 「かつしか若者未来会議」の事業説明プレゼンテーション(以下、プレゼン)が9月29日、葛飾区役所で行われた。

青木葛飾区長へのプレゼンの様子

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 同会議は「葛飾区をすてきな街にしたい」と願う若者が集い、葛飾区の未来につながる事業の企画を考え、青木克德葛飾区長にプレゼンを行い、区の予算を使って実際に事業に取り組むもので、今回が初の試み。これまでに6回の会議で企画を練り上げ、青木区長へのプレゼン本番に臨んだ。

 プレゼンでは、同会議1期生である高校生から29歳までの区内在学・在往・在勤の若者5人が葛飾区長、副区長、葛飾区の各部門長に対し、想定している事業内容を説明した。

 企画名は「『かつしかデザインラボ』Z世代が街にスキを生み出すために」。区内の若者が地域への愛着や関心を持てないという課題の解決に向け、区にゆかりのある人々が参加し交流する若者向けフェスの開催が企画の中心となる。今回のプレゼンでは、企画コンセプトの説明と現時点での課題の共有に加え、今後予定するアクションを発表した。

 プレゼンを受けた青木区長は「企画を練り上げるために、たくさんの議論を重ねたと聞いた。実際に事業として区民の皆さんに喜んでもらえて、次のステップにつなげていければ」と感想を話し、各部門長は、区によるイベント開催の経験や実績を踏まえ、次のアクションへのアドバイスを送った。同会議は今回のプレゼンのフィードバックを踏まえて企画を再構成し、年度内のイベント開催を目指す。プレゼン終了後は、区長、副区長と会議メンバーによる意見交換会も行われた。

 会議メンバーの茂木杏樹さんは、プレゼンを振り返り、「私たちが考えてきた意図や気持ちは伝わったと思う。内容に対してもNGを出すのではなく、実現に向けた具体的な方法をアドバイスしてくれうれしかった。いろいろな人に頼りつつ、地域の人を巻き込みながら実現させたい」と意気込む。

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