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葛飾区、アプリでポイントたまる「モンチャレ」開始 区民の健康増進目指す

(左から)葛飾区役所の川島典子さん、村杉太一さん、NECの中井槙吾さん

(左から)葛飾区役所の川島典子さん、村杉太一さん、NECの中井槙吾さん

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 葛飾区が10月1日、「モンチッチと歩こう!~かつしかActiveチャレンジ~(愛称=モンチャレ)」を始めた。

「モンチッチと歩こう!~かつしかActiveチャレンジ~」の起動画面

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 この取り組みは、専用アプリ「WoLN(ウォルン)」をスマートフォンにインストールし、毎日の食事の記録を入力すると、AIによる体重予測や食生活についてのアドバイスが受けられるほか、歩いた歩数や体重・睡眠・血圧などをアプリに記録すると体の変化を確認できる。歩数や食事内容などの入力、区内のスポーツ施設利用などでポイントがたまり、ポイントは区内約500店舗で使える「かつしかPAY」に交換できる。昨年6月から今年2月まで、同アプリを使った同様の企画を行い好評だったため、今回はその第2弾としてバージョンアップして行う。

 葛飾区健康推進都市担当課長の川島典子さんは「令和3年度の65歳健康寿命は、男性・女性共に、葛飾区は東京都の平均を下回っている。区民が楽しく健康作りに取り組める環境を整え、誰もが生き生きと健やかに暮らせる街作りを推進するため企画した」と導入のきっかけを話す。

 同アプリを開発したNEC(港区)の社会公共インテグレーション統括部・中井槙吾さんは「国や自治体が目指すビジョン『全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現』に共感し、各自治体と連携するためアプリを開発した。葛飾区では、モンチッチを画面に登場させることで愛着を持たせている」と話す。

 川島さんは「ポイントをかつしかPAYに交換できる機能は今回が初の試み。食事の記録でキャラクターを育てるなど、ゲーム感覚の仕掛けも用意している。モンチッチと一緒に楽しみながらポイントをためて、健康増進に励んでもらえれば」と利用を呼びかける。

 同アプリ利用の対象は、葛飾区内在住・在勤・在学の18歳以上の人。App Store、Google Playでダウンロードできる。利用無料。

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