亀有の白たいやき専門店「藤家亀有店」（葛飾区白鳥4、TEL 03-3838-9711）は12月19日・20日・23日の3日間限定で「クリスマスセット」の販売を行う。

10月22日にオープンした同店は、福岡に本拠地を置く「藤家」のFC店として1日平均500～600個を販売する。タピオカ粉を使ったたい焼きは現在全国で話題を集めているが、亀有エリアでは初。ファミリー客のほか、周辺の専門学校や高校に通う学生客で平日昼間はにぎわう。

　同店は、中小企業の経営支援を主に行うコンサルタント会社「姫野企画」（千葉県松戸市）が経営する。同社社長で店長の姫野裕基さんは「多くの企業を支援してきたが、自分で店舗を持つことによって、この地区の実際のユーザーの顔を見ながら経営していきたい」と話し、「自分の考えることを実践していくための『アンテナショップ』のような存在にしていきたい」と話す。

　同店コンセプトは「いつも楽しいことをしているたい焼き屋さん」とし、同店オリジナル商品を開発した。商品は、「ココアマロン」「ピンクカスタード」「ホワイトチーズ」「レッドトマト」「キーマカレー」の5匹セットで販売する。あんは、マロンクリームやカスタードクリームのほか、ミートソース（レッドトマト））、カレーなどを使う。「クリスマスに合わせて華やかな商品を作りたかった。カラーもクリスマスに合わせたものにするため試行錯誤した」。いずれの商品もタピオカ粉を使ったモチモチ感を強調しているのが特徴。

　今後はについては、「たい焼きを通じて亀有に喜びと笑顔を提供しながら、その実体験をマーケティング教育に生かすことを目指している」と目標を掲げる。

　5匹セットの価格は750円。営業時間は10時30分～19時30分。