亀有香取神社(葛飾区亀有3)で2月3日、恒例行事の節分祭が行われた。
同神社の節分祭には、近所に張り出された告知などを見た子どもたちをはじめとした地元住民約3,000人が集まった。節分祭は14時から16時まで30分おきに5回に分けられて行われた。
各回、町内会の代表者やその年の年男・年女などが本殿でおはらいを受けた後、葛西ばやし佐野保存会のメンバーがおはやしに合わせて鬼の面を付け本殿で奉納舞踊を披露。豆をまかれて退散するパフォーマンスも行われた。
本殿前に特設されたステージでは、おはらいを受けた町内会の代表者たちが、ステージ前に集まった子どもたちにお菓子を投げて振舞った。子どもたちは放り投げられたお菓子を手を伸ばして取り合った。また、お菓子にありつけなかった小さな子どもたちに年上の子どもが分ける姿も見受けられた。お菓子を手に入れた亀有在住の清翔太君(中1)は「久しぶりに参加したが、今回は多くの収穫があった。2時間ほどで多くのお菓子を手に入れた」と喜んでいた。
同神社の唐松範夫宮司は「昨年に比べ多くの参拝者が神社に集まってくれた。今年は初詣から参拝者が前年に比べてアップしている。大きな神社とは異なる地域密着のイベントが行えれば」と話す。