足立区観光協会は、7月29日に荒川河川敷で行われる「第32回　足立の花火」の開催を決定した。

　同大会は1924（大正13）年に完成した千住新橋の完成を記念して、戦前から行われていた花火大会を1979（昭和54）年に復活して以来毎年開催しているもの。千住地域の住民だけでなく、足立区民を中心に夏の風物詩として人気を集めている。

　今年のテーマは「大好きなあなたへ『音と光のプレゼント』」。19時30分から約1万2,000発を打ち上げる。内容は全部で4幕に分かれ、300メートルにわたる名物のナイアガラ花火も用意。今年も多くの来場者が予想される。

　併せて、今年はブライダルイベントも行う。本部前のステージで19時より、新婚夫婦を祝うイベントを行い、区長や議長と一緒に花火の開始スイッチを押す。事前に公募した中から、今年3月に結婚した区内在住の夫婦が選ばれ、花火とともに祝福を受ける。

　足立区観光交流課の安田真人さんは「今回は初めての試みなので、まだ予想がつかないが、新婚夫婦だけでなく会場のみんなが盛り上がって祝福してくれれば」と話す。