金町駅近くにイタリアンレストラン-夫婦で協力、長年の夢かなえる

店のコンセプトでもある「太陽・空・緑・土」をイメージしたロゴと山内夫妻。

店のコンセプトでもある「太陽・空・緑・土」をイメージしたロゴと山内夫妻。

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 金町駅北口に9月11日、イタリアンレストラン「トラットリア・ソラ」(葛飾区東金町1、TEL 03-5876-6690)がオープンする。

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 店舗面積は約12坪で、席数はテーブル席とカウンター席、テラス席を合わせて23席。店名とロゴは、コンセプトである「太陽と空と緑と土」を表したもの。

 オーナーシェフの山内賢一郎さんと妻・久良子さんの2人で切り盛りする同店。2人ともイタリアンレストランでのシェフ経験があり、「肉や魚などのメーンディッシュは自分が得意としていて、パスタやドルチェなどは妻が得意。双方の得意な部分を生かした料理を提供したい」と賢一郎さん。

 「小さなころからの夢で、洋食屋のおじさんになりたいと思っていた。高校卒業後、専門学校で学び、イタリアンの修行を積んだ。修行時代に妻と知り合い、いつかは自分の店を持ちたいという気持ちが強くなった(賢一郎さん)」。イタリアンレストランで修行の後、運送業に転身し開店資金を確保。久良子さんは製菓学校に入り、本格的に菓子やパンの勉強をし、2人でオープンに備えた。

 同店のメーンは、プリフィックス形式のコース(2人7,000円)。パスタ・デザートなどは2人分で提供するが、肉・魚料理などは1人分で提供する。「その分コストを下げ皿数を多くしている。2人で来店してもらい、気軽に楽しんでいただければ」(久良子さん)。「アラカルトでの注文も可能。カップルだけでなく、お一人でも来店できるようカウンター席も設けている」(賢一郎さん)とも。

 金町への出店理由について、賢一郎さんは「妻が青戸の出身で、もう10年以上も住んでいる。地元の葛飾区で人に囲まれてやりたかった。都会で忙しく商売をするより、自分たちのサービスの質を追求すると葛飾区の街がとても良く、成長する金町と一緒に育ちたいと考えた」と話す。今後は、「店舗の成長だけでなく、来店客同士の交流の手伝いなど、街や人と一緒に育てる店づくりを行いたい」とも。

メーンターゲットは30代男女で、客単価は3,500円を見込む。営業時間は12時~14時、18時~22時。ランチは日曜定休の予定。

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