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タカラトミー、ツイッター読み上げガジェット「ついまる」発売-ながら行動に注目

「フォ郎」(青)と「フォロ見」(白)を持つ基礎さん

「フォ郎」(青)と「フォロ見」(白)を持つ基礎さん

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 タカラトミー(葛飾区立石7)は3月31日、ツイッター専用の音声読み上げガジェット「ついまる」を発売した。

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 同商品はUSBにパソコンを接続し、専用のソフトウエアを起動。ツイッターのアカウントを登録すると。タイムラインやリプライ・ハッシュタグ、リストを指定して読み上げるもの。男性の声で読み上げる「フォ郎」、女性の声で読み上げる「フォロ美」の2種類を用意している。

 話題のツイッターに着目した同商品は、大手ネット通販サイト「アマゾンジャパン」で当日に売り切れるほど。販売促進とユーザーコミュニケーションを目的とした公式アカウント(@twimal_t2)は、開始から1週間程度で1,000人近いフォロワーを獲得している。

 同商品の開発は2009年秋ごろから始まり、製品化へ向けて何度も試作品を作るなど1年近くを要した。開発を担当したデジタル事業本部の木曽直人さんは「ツイッターのタイムラインなどを見ていると、日々のつぶやきだけでなく、野球やサッカー、アニメなどテレビを見ていた感想をつぶやく姿が多く見える。同じ時間を共有できるアイテムができれば」と開発のきっかけを振り返る。

 開発にあたり、「多くの人がツイッターをしながらテレビを見ていたり、仕事したりしている『ながら行動』をする人が多い」ことに着目。画面表示するものでなく、音声で読み上げる機能を搭載した。「自分が野球ファンなので、テレビで見ていても一緒に観戦しているような共有感を得たいと思った。他の作業などしていても、コミュニケーションできるツールとして使ってほしい」と木曽さん。

 種類は「フォ郎」「フォロ美」の2種。価格は各2,480円。全国の家電量販店などで販売している。

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