足立区立大谷田公園（足立区大谷田4）で3月3日、「梅まつり」が開催される。

　同イベントは10年以上前から毎年開催されているもの。昨年は約3000人が来園した。
およそ1万6000平方メートルの園内では、カンコウバイやトウジバイなど13種、約170本が咲き、区内でも有数の梅の名所として知られる。

　今年から初の試みとして、足立区俳句連名による「俳句教室」が行われる。来園者から梅を題材にした句を受け付け、作品は後日選句し、入選作は区のホームページに掲載する。投句した人には漏れなく参加賞が渡される。

　また足立区の緑化推進を目的とした「緑のサポーター制度」に関連し、同会場にカフェブースを設け、新規サポーターの登録や交流の場として活用する。募金箱も設置し、200円の募金でトートバッグに木の葉で版画を行う体験ができるほか、300円でシャクナゲ、ブルーベリー、オリーブのいずれかの苗木を1本プレゼントする。苗木は300本限定。版画、苗木共に無くなり次第終了する。

　ステージでは、足立区のビューディフル・ウィンドウズ運動イメージキャラクター「ビュー坊」の体操を幼稚園・保育園の子どもたちが踊る演目も予定されている。みどりと公園室推進室の担当者は「多くの梅がちょうど見頃になる時期なので、多くの人に来てもらいたい」と話す。

　開催時間は10時～15時。入園無料。荒天時は中止。