亀有の立ち飲み店「第八たから丸」（葛飾区亀有3）は6月8日、同店の1周年を記念して「マグロ解体ショー」を開催する。

　同店は昨年6月にオープン。全席立ち飲みのスタイルで、12坪の店内は27人を収容可能。すし職人だった同店大将の古澤義徳さんが、毎日市場で仕入れる魚介類などを低価格で提供するのが強み。

　1周年記念イベントの一環として行うマグロの解体ショー。マグロはバチマグロを予定しており、大きさは30キログラム超えのものを用意するという。古澤さんは「クロマグロなどと比較されるが、上質の天然物を用意する予定。庶民のマグロとして知られているマグロで、脂のノリは格段に違う」と話す。

　解体ショーは16時30分から店内で開催し、解体後は1周年記念として低価格で提供、店内で楽しむことができる。当日は築地からマグロの仲卸業者と一緒にマグロを解体するという。「近年は魚屋が街から姿を消しつつあるが、マグロ解体のようなライブ感を感じてもらえれば。魚屋の仕事をぜひ見てほしい」とも。

　営業時間は15時～23時。マグロは売り切れ次第終了。