金町の酒販店「試飲ができる酒屋さん SAKEOH 酒逢(さけおう)」(葛飾区金町3、TEL 03-5876-6595)で1月25日・26日、芋焼酎試飲会「いも祭り」が開かれる。
店主の松本公輔さんが毎月テーマを決めて試飲会を開いている同店。今回は特別プログラムとし、参加人数を限定したワークショップ「目の前で作って伝授! 蔵元が教える最高においしいお湯割りの作り方講座&味の違いに飲んでびっくり! 仕込み水で作るお湯割り芋焼酎、芋ちがい味比べ!」を開く。
「芋焼酎のお湯割りは体も温まるし寒い今の季節にぴったり。香りが楽しめ飲みやすくもあり、飲んでも翌日残りにくい」と松本さん。しかし「普段接客していて芋焼酎を薦めると『おじさんが飲むもの』というイメージで飲まず嫌いの人が多く、非常にもったいないと感じた」と今回のワークショップを開くきっかけを話す。
ワークショップでは、松本さんの熱意に賛同した「小正醸造」(鹿児島県)が協力。芋焼酎『蔵の師魂』で知られる同社の原料芋違いの焼酎5種をラインアップ。さらに地元・熊野神社の井戸からくみ上げた仕込み水を鹿児島から直送。講師として蔵元の小正倫久さんを招き、お湯割りがおいしく飲める作り方を実演し、芋焼酎お湯割りの魅力を伝える。
松本さんは「芋焼酎のお湯割りは、お湯の温度や注ぐ順番で味が変わってしまうなど奥が深い。ワークショップを通じて、芋焼酎が好きな方にはよりおいしい飲み方を知っていただき造詣を深めてもらえれば。一方で普段芋焼酎を飲まない方にこそ、ぜひこの機会に芋焼酎の素晴らしさを知ってもらいたい」と話す。
ワークショップは同試飲会内で行われ、両日1日2回(14時~・16時~)の1回20人限定の予約制。参加費500円。詳しくはホームページで確認できる。